宮島には以前にも来たことがある。
今回はちょうど、午前中に満潮、午後に干潮が来る日だった。せっかくなら、海に浮かぶ厳島神社と、潮が引いた大鳥居の両方を見てみたい。
広島駅からJRで宮島口へ行き、フェリーで宮島へ。
到着してまず向かったのは厳島神社……ではなく、「あなごめし 和田」だった。
45食限定。まずは名前を書きに行く
和田は1日45食限定。
私が店に着いたのは10時45分ごろ。店頭の紙に名前を書くと、16組目だった。
この日は3連休初日の土曜日。しかも快晴で、宮島観光にはかなり条件のいい日だった。
11時に店がオープンしたが、10分ほどすると、その日の受付はすでに終了していた。
この日の様子を見る限り、確実に食べたいなら11時ごろまでには記名しておいた方がよさそう。
とはいえ、連休初日かつ天気のいい日でこの混雑具合だったので、平日まで気合を入れてかなり早く来る必要があるかは分からない。
待ち時間に満潮の厳島神社へ
16組目なら、すぐには呼ばれそうにない。
そこでいったん店を離れ、厳島神社へ向かった。
この日の満潮は9時台。ピークは少し過ぎていたものの、まだ水位は高く、大鳥居はしっかり海の中に立っていた。
晴れた空、海、朱色の鳥居。
ブログに使えそうな写真も撮れた。
和田の店頭には、呼ばれたときにいなかった場合はキャンセルになる可能性があると書かれている。私は写真を撮ったあと、念のため早めに店の近くへ戻った。
結局、名前を書いたのが10時45分ごろ、呼ばれたのが12時10分ごろ。
待ち時間は約1時間25分。
私の場合は、厳島神社で写真を撮り、早めに店の近くへ戻っても、呼ばれるまで少し待つ時間があった。
メニューを聞かれない
店に入り、席に座った。
ところが、注文を聞かれない。
しばらく待っていると、そのままあなご飯が運ばれてきた。
なるほど。
メニューは、あなご飯一択だった。
価格は2,700円。味噌汁と漬物が付く。
潔い。
甘すぎないタレと、香ばしい穴子
一口食べてまず思ったのが、タレがおいしいことだった。
甘すぎず、辛すぎず、かなり上品。
タレの味を前面に出すというより、穴子そのもののおいしさを引き出すくらいの塩梅だった。
穴子はとても香ばしい。
私は穴子というと、ふわふわ柔らかいものを想像していたけれど、和田の穴子はそれだけではなく、しっかり歯ごたえも残っている。
これが好みにぴったりだった。
おいしいなと思いながら食べていたら、お箸が止まらず、気づいたときには丼が空になっていた。
今回の広島旅行で、かなり好きだった一食。
現金のみ、店の前には階段あり
注意点もある。
まず、支払いは現金のみ。
そして店の前には階段がある。
大変な段数ではないものの、高齢の方や足腰に不安のある方は少し来づらいかもしれない。
また、この日は宮島中に外国人観光客がたくさんいたのに、和田では外国人のお客さんを一人も見かけなかった。
店頭の案内が日本語中心だからなのかもしれないが、これは私が訪れた日の印象にすぎない。
待ち時間も含めて楽しめた
人気店の1時間待ちと聞くと長く感じる。
でも宮島の場合、先に名前を書いてしまえば、その時間を観光に使える。
私は待っている間に満潮の大鳥居を見て、写真を撮り、戻ってきたところであなご飯を食べられた。
宮島に着いたらまず和田で記名。
この順番はかなりよかった。
お腹も満たされたところで、次は山へ。

