ゴロカショーに行くにあたって、かなり大変だったのが宿探しだった。
ゴロカはそもそも小さな町で、ホテルやゲストハウスの数が多くない。
そこにゴロカショー目当ての旅行者が一斉に集まる。
予約サイトで検索しても、かなり早い段階からほとんど空室が出てこなかった。
最終的に私たちが泊まったのが、
Lutheran Guest House Goroka
というゲストハウス。
結果的には、参加メンバー全員が同じ宿に泊まることができた。
豪華なホテルではない。
むしろ、名前のとおりホテルというより素朴なゲストハウス。
でも立地がよく、スタッフが親切で、ゴロカ滞在にはかなり便利だった。
ゴロカショー期間は、とにかく宿が少ない
ゴロカは大都市ではない。
普段から宿泊施設の数が限られているところへ、ゴロカショー期間だけ大勢の人が集まる。
私たちもかなり早い時期から宿を探していたが、Booking.comなどではほとんど選択肢がなかった。
別のホテルを予約したものの、途中でデポジットを求められたり、日程変更をお願いしたら予約自体をキャンセルされたりと、かなり苦労した。
そのため、
ゴロカに着いてから宿を探せばいい
は、本当におすすめしない。
事前に確保しておいた方がいい。
そして現地に行って、もう一つ不思議に思った。
ショーには旅行者だけでなく、パプアニューギニア各地からたくさんの文化グループや観客が集まっている。
でも、ただでさえ宿が少ない。
この人たちは一体どこに泊まっているんだろう?
最後までよく分からなかった。
予約サイトではなく直接連絡
Lutheran Guest Houseは、予約サイトからではなく直接連絡して確保した。
最初はメール。
返事が来ない。
追いメール。
それでも返事が来ない。
SMSも送った。
反応なし。
さすがに不安になり、最終的に電話をしてみたところ、
すぐ出た。
そして普通に予約の話が進んだ。
今回の経験だけで言えば、PNGではメールより電話が圧倒的に強かった。
ネット上で予約できない、メールも返ってこない。
それでも電話すると部屋が出てくる。
予約が取れたあとも、数日前にもう一度、予約確認の連絡をしておくと安心だと思う。
ゴロカの宿探しでは、直接電話するという選択肢を持っておいた方がいいと思う。
最終的には全員同じゲストハウスに
最初は、複数の宿に分かれて泊まる予定だった。
ところが別の宿では南京虫の口コミが見つかったり、予約が不安定だったりした。
その後Lutheran Guest Houseに電話で追加の部屋を確保することができ、最終的には全員ここに泊まれることになった。
大人数で動いていたので、同じ場所に集まれたのはかなり楽だった。
私たちの予約時の料金
私たちが案内された料金の一例は、
3人1室で1泊250キナ。朝食込み。
別の部屋では条件や人数が違い、料金も異なっていた。
ゴロカショー期間中という特殊な時期なので、今後も同じ料金とは限らない。
あくまで2026年9月の参考として考えてほしい。
空港から徒歩約7分
立地はかなり便利だった。
ゴロカ空港から歩いて7分くらい。
空港を出て大きな荷物を持ったまま移動しても、それほど苦にならない距離だった。
さらにスーパーも徒歩5分弱。
水、飲み物、軽食などを買い足すのにも困らなかった。
ゴロカでは流しのタクシーを1台も見なかったので、この立地はかなりありがたかった。
部屋はシンプル
私が泊まった部屋には、
シングルベッド2台+二段ベッド1台
があった。
4人寝られる部屋。
設備はかなりシンプル。
ホテルのような毎日のベッドメイクはなかった。
ただし、トイレとシャワーは清掃してくれていた。
これはありがたかった。
ゴロカショーで土埃や汗まみれになって帰ってくるので、水回りが毎日きれいになっているだけでも快適さがかなり違う。
タオルも交換してくれた。
シャワーのお湯は体感75%
お湯は、
出る日もあれば、出ないこともある。
私の感覚では、75%くらいの確率でお湯が出た。
ずっと水というわけではないので十分ありがたいのだが、ゴロカは朝晩かなり涼しい。
水しか出ないときは結構つらい。
「いつでも確実に熱いシャワー」を期待する宿ではない。
朝食のアボカドが巨大
朝食は、
トースト、アボカド、フルーツなど。
かなりシンプルだった。
でも印象に残ったのがアボカド。
日本で売っているものの倍以上ありそうな大きさ。
最初に見たときは、
「これ本当にアボカド?」
と思った。
フルーツも種類があり、おいしかった。
PNGでは全体的に、味付けよりも素材そのものを食べる料理が多かったので、こういう朝食も私は好きだった。
洗濯は20キナ
洗濯もお願いできた。
料金は1回20キナ。
ゴロカショーでは汗をかくし、顔や身体のペイントが服についてしまうこともある。
数泊するなら、洗濯をお願いできるのはかなり便利。
宿屋のママが送ってくれた
ゴロカでは流しのタクシーを1台も見なかった。
そのため、移動するときは宿に相談することが多かった。
ただ、「車を手配してもらった」というより、実際には宿屋のママ自身が車で送ってくれた。
ゴロカショー会場への移動や夜の食事など、必要なときに相談できたのはかなり助かった。
知らない土地で交通手段が限られている中、宿の人が直接面倒を見てくれるのは安心感が大きかった。
夜は宿にお願いして、夕食を用意してもらうこともできた。
夕食の味については、パプアめしの記事に詳しく書いている。
宿屋のママだけでなく、スタッフさんたちも明るく挨拶してくれる。
マーケットへ行くときは警備員さんも一緒
さらに、マーケットなどへ出かけるときは、宿の警備員さんが一緒についてきてくれた。
ゴロカは昼間に歩いていても、私自身はそこまで怖いとは感じなかった。
とはいえ、宿の人から「歩いて行かない方がいい」と止められることもあったし、現地の事情は旅行者には分からない。
そんな中で、警備員さんが同行してくれたのはかなり心強かった。
ただ泊まるだけではなく、移動や外出までサポートしてくれるゲストハウスだったのが、この宿の大きなよさだったと思う。
客は私たちと欧米系旅行者
滞在中、宿で見かけた客は、私たち日本人グループのほかには欧米系の旅行者たちだった。
ちょうどゴロカショー期間だったので、おそらく同じ目的で来ている旅行者もいたのだと思う。
逆に、宿の中でPNG人旅行者をたくさん見かけたという感じではなかった。
だから余計に、
「ショーのために集まっている大勢のPNG人はどこに泊まっているんだろう?」
と不思議になった。
外には犬と猫
宿の外には、犬と猫が放し飼いになっていた。
敷地内を普通に歩いている。
ゲストハウスということもあり、ホテルより生活感が強い。
こういうところも私は結構好きだった。
蚊は部屋に入ってくる
一方で注意したいのが蚊。
部屋の中にも入ってきた。
PNGはマラリア対策が必要になる地域でもあるので、室内だからと油断しない方がいい。
私は虫除けを持って行っていたが、部屋でも使った。
長袖・長ズボンだけでなく、虫除けは持っていった方がいいと思う。
窓の外からカラオケが聞こえてくる
そして昼間、窓の外から聞こえてきたもの。
カラオケ。
近所の人たちが日中からカラオケ大会をやっていた。
かなり楽しそうだった。
静かなリゾートホテルという感じではない。
窓の外では普通に地元の人たちの生活が続いている。
でもそれも含めて、
「ゴロカに泊まっている」
感じがして面白かった。
ゴロカでは「高級ホテル」より「頼れるゲストハウス」
今回のLutheran Guest Houseは、設備だけを見れば決して豪華ではない。
ベッドメイクはない。
お湯が出ないこともある。
蚊も入ってくる。
外からカラオケも聞こえる。
でも、
空港徒歩7分。
スーパー徒歩5分。
朝食付き。
水回りは清掃してくれる。
洗濯できる。
宿屋のママが送ってくれる。
マーケットなどへの外出時には、警備員さんも一緒についてきてくれる。
治安について相談できる。
スタッフさんたちも明るく挨拶してくれる。
今回のゴロカ滞在には、それで十分だった。
むしろゴロカでは、
設備の豪華さより、「ちゃんと泊まれて、困ったら相談できる宿」であることの方が大事
だと感じた。
豪華な設備ではない。
でも、宿屋のママが送ってくれて、外出時には警備員さんまで一緒についてきてくれる。
ゴロカでは、こういう「人のサポート」がある宿の方が安心だった。
ゴロカショー期間に宿を探すなら、かなり早めに動く。
予約サイトに出てこなければ、Google Mapsなどで探して直接連絡。
メールで返事がなければ電話。
そして、到着後に探せば何とかなるとは考えない。
これが今回、宿探しで一番学んだことだった。
ゴロカショーを見るだけではなく、街を歩いて、買い物をして、食事をして、ゴロカでの時間そのものを楽しめた。
本当にこの宿には感謝している。
またゴロカへ行くことがあれば、私はここに泊まりたい。










